チームラボ展

日本未来科学館でやっているチームラボ展に行ってきました。

親子連れもたくさんいてすごい人気。

ウェブサイトでも作品をみることはできますが、大画面の作品が一堂に会するのは貴重です。

サイトでも触れられている超主観主義は、チームラボの作品群のテーマの一つです。要はパソコンで作る3DCGって西洋のパースペクティブ理論に沿って擬似的に1つの視点(と消失点)を作っているので、日本の絵巻物を再現するために視点を複数にしましたっていうハナシだと私は解釈しました。こうしてみると、日本の絵巻物の雲の使い方って天才ですよね。

鳥獣花木図屏風の象の前で記念撮影しようとしていた家族が、いつのまにか象がうごいてどっかいっちゃってたのがちょっとおもしろかったです。

以前チームラボ社長の猪子さんがラジオで「大学で勉強するなら技術が身につく理系がいい。文系はアイサツが大事とかわけわかんない方向にいっちゃってかわいそう」といったことを喋ってたのだけど、パースと主体性の問題とかってまさに文系的なテーマなのにばっさり切られてて悲しいです。大学で文系やってその後社会に出てから技術勉強してものつくってもいいとおもうんだけどな。

まあでも文系は成果がみえずらいというのは就活レベルでもそれより大きなところ(政治とか)でも一面において正鵠は射ていると思う。自分も含め文系人間は、卑屈にならずがんばっていかねばと思います。