南相馬に行ってきました(2)
2日目は、午前と午後で2カ所のサロン訪問。
1つ目のところでは「童謡かるた」あそびをする。かるたの読み札が童謡になっていて、読む方も取る方も歌いながら遊ぶのだけど、歌が下手な上にたまに全然しらない童謡があるのでちょっとこまる。お昼は復興商店街のさくらはる食堂でみそラーメンを頂く。確か1杯380円でその値段の倍でもよいくらいのおいしさ。
午後は高齢の方の多いサロン。なんと100歳を超える方もいて、でも元気そう。みんなで簡単な運動をしたり、ゲームをしたり、ダーツをしたり。昔横浜の工場で働いていたという方と話す。ボランティアが終わって、民宿の方がピックアップをしながら海岸地域を車でまわって見せてくれる。もはやがれきや車はほとんどなく、波に襲われたところは見渡す限りの草原になっている。以前の状態を知らないから言えることだと思うが、景色としてはどこか美しいものと感じてしまう。映像表現で終末の後に植物が生えるという演出を、希望の比喩として見てきたから勝手に現実の光景をそちらに寄せてしまっているのかもしれない。
宿に戻ってお風呂と夕食。またびっくりするくらいの量の豪華なごはん。ご主人は早期退職されてから料理学校に通っていらしたそうで、その腕前を発揮した夕食が振る舞われる 。