Game on

Game Onを見に行ってきました。めっちゃ混んでました。
正直あんまりゲームしないので、プレイ出来るゲームが沢山並んでいる展示を見ても今ひとつぐっと来ず。
こういうデジタル最初期みたいのは好き。
卓球ゲーム、pongがプレーできます。
未来館内を再現したマインクラフトがプレーできます。
面白かったのは識者へのインタビュー動画。
川上量生さん
「SNSって最終的には人工知能とコミュニケーションするようになると思う。要するに人間よりも人工知能とつきあった方が、きっと性格もいいし、自分に対して優しいし、みたいな時代ってすぐ来るんですよ、」
これってまさにスパイク・ジョーンズの「her」の世界だなと。映画の近未来の世界で、離婚を経て独り身の主人公はsiriの進化版みたいな喋るOSに恋をするのです。
養老孟司さんは
「人工知能のことを自分はバカにしている。60億もあるものをなぜわざわざ作るのか」(うろおぼえ)
といっていて、対極的なのが面白かったです。
それにしても、今の日本で最も成功した実業家の一人であろう川上さんが「現実はクソゲー」と言っていて、しびれますね。
常設展がリニューアルしていたのでそちらも見学。
こちらは自分が望む未来をどれか一つ選んで、それがどんな運命をたどるのかを追うコンテンツ。
私が選んだ「不平等や貧困のない地球」は短命でした。
未来の子孫から手紙が、、、重い、、、
その後研究者からのメッセージが。よくわからないけど、こういう数字って研究者によって予測が変わってくる気がするので、いろんな学者さんの意見をみてみたいかも。
こちらはメガハザードに備えるのコーナー。
早速熊本の震災の揺れが可視化されています。
災害が起きる=赤い玉が人や生きもののドミノをなぎ倒す。という作りのピタゴラ。玉の軌跡は毎回微妙に変化するので、その兼ね合いでごそっとたくさんのドミノが倒れたり、そうでもなかったり。ピタゴラみたいな、ゲームみたいなインターフェースによって、却って自分が今まで災害によって死なずにすんでいるのは僥倖にすぎないんだなーというのが腑に落ちます。