「骨」展
「骨」展にいってきました。
中村勇吾氏の作品目当てでしたが、他のものもすごく面白かったので、ご紹介。
キュレーターの山中俊治という方は、インダストリアルデザイナー/慶応SFC教授だそうで。ハルキゲニアの開発に携わってらっしゃるんですね。全然しらんかったー。
その山中研究室の作品「Flagella」。
http://www.youtube.com/watch?v=5c35OPgC8Fk
「鞭毛」という意味だそう。人体のなかで唯一回転する器官、という説明があったような。ただまわっているだけなのに、こちらになにかを求めている感じがして、おもしろいです。
もひとつ山中氏がかかわった作品「骨からくり『弓曵き小早舟』」。
運良く実演を見ることができました。たまに不調はあったものの、後ろのハンドルをまわすだけで、矢を手に取る・弓につがえて・的に向かって・放つ、という一連の動きをするのはすごいです。
あえて木だけにし、塗装もほどこさなかったのは山中氏の案。うっすらと鼻とおぼしき稜線のある顔に、勝手に表情を加味してしまうのが人のこころの不思議です。
「WAHHA GO GO」/明和電機
いまタイトルの駄洒落に気付きました、、、
「笑う」だけのロボット。お腹のところの円盤をまわしてやると、首のところのアコーディオンがどんどんふくらみ、あたまがそっくりかえったとおもったら妙な音をだします。笑い声というよりも、実在しないおおきな生き物の嗚咽のような感じ。頭の部分のデザインがグロテスクで素敵です。
骨の写真/湯沢英治
動物の骨の写真。なんの動物かな、とクイズ感覚でみると結構たのしいです。シュモクザメの頭蓋骨って、すごいヘンなかたちなんですね!
工業製品のX線写真/Nick Veasey
X線写真になると、みなれた家電が急に繊細ないきものに見えてきます。人とかはX線透過されて残るのは体を支えるためのものだけど、工業製品はエネルギーの流れになる。という解説が確かありました。なるほどエネルギー自体は目に見えませんが、銅線とか、モーターとか、電力を伝えたりそのカタチを変えるための器官が可視化されているのですね。
Galvanic Frame/MONGOOSE STUDIO
負荷に反応してジョイント部のLEDが光るベンチ。実際は写真のように全部は光らず、座って体重がかかっている部分が光ります。なんか痛そうでごめんね重くて、とおもってしまいます。
CRASH/中村勇吾
トラス構造の数字がゆっくり落下してこわれる時計。
トラス構造って? ”主に鉄橋や塔に使用される構造形式のひとつで、三角形を基本にして組んだ構造を持った立体。”だそう。東京タワーもこれなのかな?多分赤くなっているところにエネルギーというか、負荷がいっているんだと思います。Galvanic Frameと似てますね。
展示されていたものは上のよりもさらにこまかい構造でした。処理が大変らしく、一つのパネルというか、数字につき一つのパワーマックがあてがわれてました。
上のバージョンはthaのプロジェクトとして販売もされています。
